アクセスマップ

ココロもカラダも解きほぐす、森と湖のリゾート

トロントから車で北へ約3時間。そこには、東京都の3倍以上の広さを持つ自然地帯アルゴンキン州立公園が広がっています。メープルやポプラ、ホワイトパインなどの木々に覆われた深い森、所々に顔を出すごつごつとした岩肌。そして無数に点在する大小の湖、それらを結んで長大な水路が巡っています。その総距離はなんと2000km以上。ここは世界のカヌーイストが憧れる、パドリング・パラダイスとしても知られています。
もちろん、この深い自然の中にいるだけでも、全身がほぐれていくような気持ちよさ。公園内を通過する道路は国道60号線1本だけ。自然が保たれた公園内部は、四季折々の美しさに彩られ、野生動物たちの楽園でもあります。ほ乳類だけでも54種類、野鳥にいたっては272種類が観測されており、60号線をドライブしている途中にも、ムースなどの大型動物に遭遇することしばしばです。
一見、手つかずの原生林のように見えるアルゴンキンですが、実はここは「よみがえった森」。19世紀に急激な木材伐採が行われ、荒廃しかけていたといいます。オンタリオ州政府は、1893年に最初の州立公園に制定。この地の豊かな森と水源、そして動物たちのあるべき姿を維持する試みに取りくんできたのです。
60号線沿いには、こうしたアルゴンキンの自然や歴史について知ることができる施設もあるので、立ち寄ってみるのもおすすめです。

車、バス、それともツアー? アルゴンキンへのアクセス

自由に巡るなら、レンタカーが便利

アルゴンキンでのカヌーやハイキングなどを自由に楽しむのに便利なのは、やはりレンタカー。日本でも運転に慣れている人にはオススメです。トロントのダウンタウンやトロント・ピアソン国際空港に主要レンタカー会社が揃っています。
車でアクセスする場合は、園内を走る国道60号線の東西のゲート近くにあるインフォメーション・センター(写真左)で、公園利用料を支払います。料金は季節によって異なり、車1台につき$14〜15(駐車場やトイレなどの施設を使わず、公園内を通過するだけの場合は、料金は不要です)。

環境にやさしいパークバスを利用!

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アルゴンキンへの交通手段として今注目されているのが、パークパス。これは車で移動するよりも環境にやさしい方法として、2010年から運行がはじまったもので、トロント−アルゴンキン線は好評を得て、夏季定期路線として定着しました。
運行は、5月〜10月で、週1〜3便発着しています。バス停は、トロントではダウンタウンをはじめ3か所、そしてアルゴンキンでは主要なアウトドアストアやカヌードックなどの近くに6か所。
また2013年はオタワ−アルゴンキン路線も試験的に運行。スケジュール確認やチケット予約はウェブサイトで可能です(写真右の若い2人がパークバスの創設者)。

トロントからのツアーを利用

トロントからはカヌーやハイキングなどアウトドアをテーマにした英語ガイドのツアーが何種類も出ています。またオンタリオ・アウトドア・アドベンチャーズなどでは、少人数から参加可能な日本語ツアーも実施しています。
Ontario Outdoor Adventures

立ち寄りたい施設はココ

Algonquin Visitor Centre アルゴンキン・ビジター・センター

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シアターやギャラリー、ブックストアなどがあり、公園の自然と歴史について様々な形で知ることができる場所です。大きな木製のバルコニーもあり、アルゴンキンの森のすばらしい眺望を楽しむこともできます。撮影スポットとしても人気。カジュアルなカフェテリアも併設されています。

Algonquin Art Centre アルゴンキン・アート・センター

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アルゴンキンを中心に自然に関わるアートを集めたギャラリー。20世紀初頭に活躍した芸術家トム・トムソンと、彼に多大な影響を受けてカナディアン・アートのエポックメーカーとなった芸術家集団、グループ・オブ・セブンなどアルゴンキンゆかりの有名アーティストの作品にも触れられます。ギフトショップも充実!

(Photo Courtesy:Algonquin Art Centre)

Algonquin Logging Museum アルゴンキン・ロギング・ミュージアム

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森の中にかつての建物や機械、積み出し用のボートなどを展示するアウトドア・ミュージアム。木材の伐採から製材、そして運搬に至るまで、初期のきこり時代から近代化を遂げた19世紀にかけて木材産業が盛んだった時期のアルゴンキンの様子を垣間見ることができます。広大な自然の中にあり、ハイキングと合わせて見学が楽しめるのがユニーク。