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のどかな斜面に注目ワイナリーが点在 ナイアガラ・エスカープメント

ナイアガラ・オン・ザ・レイクからオンタリオ湖沿いの西側一帯には、高さ200mほどの断層“ナイアガラ・エスカープメント”が壁のように続いています。その段差を作っているなだらかな斜面一帯もまた、理想的なワイン産地として注目される場所です。
こちらの土壌は、フランスのブルゴーニュ地方に近く、ピノノワールやリースリングなどの栽培に最適といわれていますが、その中でも気候や土の質には微妙な違いがあり、それがワインの味わいにも現れています。実際に、オンタリオワインの品質を監督・管理するVQA(ワイン品質管理同盟)では、このエリア内だけでも7つの指定生産地区に区切って、その違いを明確に管理しています。何か所か訪れて、自分の鼻や舌でそれぞれの違いを感じ取ってみるのも面白いもの。
緩やかな斜面に広がるブドウ畑、その下に広がるオンタリオ湖。そんな眺めの良さもこのエリアの魅力。のんびりとドライブを楽しみながら巡るのに最適です。

周辺のおすすめワイナリー

Henry of Pelham Family Estate ヘンリー・オブ・ペラム・ファミリー・エステート

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1988年に設立された家族経営のワイナリー。アイスワイン、ロゼ、スパークリングワインなど、色々な種類のワインを作っています。中でも、ナイアガラ地域では珍しい品種のバコノワールはスモーキーで重厚感がありどっしりとした味が好みの人に人気。「Family Reserve」シリーズのシャルドネも是非。軽いランチとともにワインが楽しめる「コーチハウス・カフェ」も併設。写真はオーナー3人兄弟のひとりダニエル・スペックさん。

Creekside Estate Winery クリークサイド・エステート・ワイナリー

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ベストな相性の樽とブドウを組み合わせ、それぞれを最大限に活かすワイン作りを行なっています。例えば、リースリング(2007年)は、古いオーク樽で発酵ささせることでよりワイルドな味わいを引き出し、ステンレス樽にも入れることでさらに味のニュアンスを増しています。また「Meritage」は、カヴェルネソーヴィニヨンとメルローを、新しいアメリカ産の樽と古いフランス産の樽の両方で2年間熟成。ちなみにプロゴルファー、マイク・ワイヤーや、元アイスホッケー選手のウェイン・グレツキーがそれぞれナイアガラで経営するワイナリーも同系列。写真は上記すべてのワイナリーを統括するワインメーカーのクレイグ・マクドナルドさん。

Flat Rock Cellars フラット・ロック・セラーズ

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省エネ設備を随所に設置した建物や、地形を利用したグラビティフロウ・システムを採用しているエコフレンドリーなワイナリー。全て手摘み&手作業でのワイン作りがこだわり。また、シャルドネ、ピノノワール、リースリングがこのエリアに最適な品種と考え、これに特化したワインを展開しています。リクエストに応じてツアーもOK。ガラス張りの明るいテイスティング・ルームでは、おすすめのワイン何種類かを随時味わうことができます。写真は2代目社長のエド・マドロニッチさん。

Cave Spring Cellars ケイブ・スプリング・セラーズ

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4か所に自社畑をもち、そこで収穫されたブドウだけから作ったワインが主。中でもシャルドネのスパークリングワイン「Brut」は、りんごをかじった時の様な爽やかな酸味とバニラのような香り、そしてフレッシュでキレのよい味わいが楽しめます。ワイナリーでは、様々なイベントも開催。また、隣接する場所に雰囲気のいいカントリーイン「Inn on the Twenty」やレストランなどもあり、それぞれ居心地のいい雰囲気です。

Vineland Estates Winery ヴィンランド・エステーツ・ワイナリー

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カナダのブリティッシュ・コロンビア州で有名なワインの産地オカナガンからオンタリオ州に移り住み、三世代も続くワイナリー。中でも、セミドライ・リースリングは、発酵を早い段階で切り上げてアルコール度数を低くし、フレッシュでキレのある味で人気。お刺身にも合う味わいです。ガイドツアー、テイスティングも可能。ブドウ畑を望む気持ちのいいレストランが併設されています。

Tawse Winery トウズ・ワイナリー

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6段階のフロアの高低差を利用し、自然な重力の流れでワインを製造するグラビティフロウ・システムを採用。製造工程で外部から余分な力を加えることなく、ワイン自体にブドウ本来の味が引き出されます。ぜひ試したいのは様々な味わいのピノノワール。3つの違う畑からとれたブドウをそれぞれ別々に醸造し、軽くてソフトな味わいから香りが強くスパイシーなものまで、畑による味の違いを楽しむことができます。

Malivoire Wine Company マリボワ・ワイン・カンパニー

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1998年にオープンしたオーガニック・ワイナリー。ナチュラルな肥料を使用したり、グラビティフロウ・システムを採用したり、オーナー自らが様々なワイナリーを見学して研究した成果が随所で見受けられます。「すばらしいワインは自然の中に」というテーマのもとに、ブドウ本来の味わいを生かしたワイン作りが信条。自社畑で収穫されたブドウのみを使ったシャルドネやピノ・グリを、ぜひ試してみて。写真左がオーナーのマーティン・マリボワさん。彼はハリウッドで映画制作等の特殊効果担当として活躍したプロという一面もあり、ワイナリー各所にその経験が活かされています。

Fielding Estate Winery フィールディング・エスエート・ワイナリー

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小規模ながら、近代的でしかもアットホームな、居心地の良いワイナリー。若いオーナー夫妻が、生産量を抑え、その分、質を重視したワイン作りに専念しています。そのため、ここでできたワインはほとんどがこのブティックでしか販売されていません。農薬をなるべく使わず、雨水をフィルターに通して再利用するなど、環境にも配慮。リンゴやピーチのようなフルーティーさとさっぱりとした酸味を合わせ持つリースリングがオススメ。写真はオーナーのカーティス夫妻。

Hidden Bench Winery ヒドン・ベンチ・ワイナリー

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3つの畑から手作業で収穫されたブドウを、さらに手でゆっくり&慎重に選別。こうすることで、ブドウの香りを最大限に保つことができます。オーナーがこの地に最も適した品種と信じるリースリングのワインは、ドライで成熟した味の中にミネラルの風味も残り、酸味も強く鮮烈な味わい。また、「Nuit Blanche」というソーヴィニヨンブランとセミヨンを配合したワインは、数々のワインコンテストで高評価を得た自慢の逸品です。

Peninsula Ridge Estates Winery ペニンシュラ・リッジ・エステーツ・ワイナリー

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年間約6,000ケースのワインを生産する、オンタリオ州の中でも比較的大きなワイナリー。この土地の可能性に惚れこんだというフランス人のワインメーカー、ジャン・ピエール・コラスさん(写真右の右側)が作るソーヴィニヨンブランのワインは、カナダ各地のレストランのワインメニューとして用意されており、大人気のおいしさ。オンタリオ州の歴史的建造物にも指定されている併設のレストランでは、自慢のワインとともにナイアガラ・キュイジーヌが楽しめます。写真、コラスさんの隣は社長でオンタリオワイン委員会の代表も務めるノーマン・ビールさん。
ワイナリー併設のレストラン情報はこちら

Foreign Affair Winery フォーリン・アフェア・ワイナリー

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イタリアの伝統的なワインの作り方“アパッシメント”製法を、北米で最初に始めたワイナリーです。手で摘んだブドウを2〜6か月間陰干して甘みを凝縮させることで、味わい深いワインが出来上がります。その年の天候によって、どれだけの期間干すかはもちろん、ブドウの種類によっても見極めは難しく、職人の腕が試される貴重なワインです。“Ti Amo”シリーズはここのシグネチャーで、100% アパッシメント製法で作られたもの。個性的なエチケットは、BC州のアーティスト作品を5つに分割して使用しており、カナダの代表的な動物がモチーフになっています。ちなみに、ワイナリー名の由来は、オーナーがカナダとイタリアの外交に携わっていたこと(“Foreign Affairs”は外交という意味)とワインにぞっこん(“Falling Love”)にかけたもの。