アクセスマップ

北の大地と海が織りなす自然地帯ムースニー

ゆったりと流れるムース・リバーが、北の海ジェームス・ベイに注ぎこむ河口の近くにあるのがムースニーの街。1903年に毛皮交易所ができ、その後1932年の鉄道開設とともに、街が開かれました。人口2,000人程の小さな集落の周辺は、まさに北の原野。夏には、カヌーやフィッシングなど本格的なアドベンチャー体験を求める人々が訪れます。このジェームス・ベイの湾岸一帯は、古くからムース・クリー族、モークリーベック族といわれる先住民伝統の土地。ムースニーの東、広大な川中に浮かぶ島ムース・ファクトリーと合わせ、多くの人々がその文化を受け継いで暮しています。

ブラブラ歩くのが楽しい! 散策スポット

Moosonee ムースニー

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ポーラー・ベア・エクスプレスから降りると、先住民の言葉で書かれた歓迎の看板に迎えられます。駅の前から伸びる、未舗装の通りがメインストリート。といっても雑貨店などが数軒ある程度です。いちばん大きなお店は、カナダの北部の街でよくみかける「ノーザン・ストア」というスーパー・マーケット。食品や雑貨などはここで買うことができます。とくに観光スポットといえるような場所はありませんが、街の人たちと話をしながらぶらぶら散歩するのが楽しい、そんな雰囲気。アウトドア・アドベンチャーのベースとして小さなホテルやB&Bもいくつか並びます。ここには鉄道駅の他、小さな空港もあり、ティミンズやジェームス・ベイ湾岸のコミュニティと空路で結ばれています。

Moose Factory ムース・ファクトリー

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この一帯で集落があるのは、ムースニーと、ムース・リバーの中州にあるムース・ファクトリーの2カ所。それぞれは直線距離で5kmほど離れており、ウォーター・タクシーと呼ばれるモーターボートで行き来が可能です(冬は凍った川の上にアイスロードが登場します!)。
ムース・ファクトリーは、1673年にイギリスのハドソン・ベイ・カンパニーの毛皮交易所が建設されて以来の古い街。実は、オンタリオ州内ではここが最初のイギリスの入植地。つまりオンタリオの歴史はここから始まったともいえるわけです。
島の人口は約2500人で、その8割は先住民のムース・クリー族とモークリーベック族(いずれもクリー族の仲間で、モークリーベックは主にケベック州側のエリアをルーツとする人々)。島の大半も彼らが暮らす先住民居住区で、それ以外はカナダ政府管轄の土地として病院などが建てられています。島の主要地は1km四方といったところ。ほとんどのエリアは散歩感覚で回ることができます。

Cree Cultural Interpretive Centre クリー・カルチュラル・インタープレティティブ・センター

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ムース・ファクトリーにある、ムース・クリー族の伝統文化を紹介する施設。ヨーロッパ人の入植前から現在まで、彼らの生活の変化と、今も息づく伝統を紹介しています。かつての人々の住居なども再現されたアウトドア・エリアでは様々なプログラムも実施。また屋内の展示スペースには、タマラック(アメリカカラマツ)の木で作られたデコイ(狩猟で使うおとりの鳥)など、この地域の伝統工芸も展示され、お土産に買うこともできます。

Centennial Museum Park センテニアル・ミュージアム・パーク

ムース・ファクトリーで18世紀に建てられた歴史的建物を集めた公園。この中には1740年にできた鍛冶屋など、オンタリオ最古と言われる木造建築も。こんな最果ての地に、貴重な歴史が残されているとは、驚きです。
(ホームページはありません)

先住民が経営するナチュラルなホテル 「クリー・ビレッジ・エコロッジ」

このエリアのモークリーベック族のコミュニティが経営するリゾートホテル。ムース・ファクトリーの水辺の広大な敷地に建つのは、伝統的なテント「シャバトワン」をモチーフにした巨大なレストラン&ラウンジ、そしてそれに連なる20室の客室。木の香りが漂うダイナミックな建物です。
館内で使われるソファやカーテンやシーツ、枕など布製品はすべて100%オーガニックウールまたはコットンを使用。石鹸やシャンプーは植物ベースの物を置くなど、エコロッジの名前通りとことん環境に配慮しているのが特徴です。レストランでもワイルドライスやベリー類、バイソンやカリブーの肉など、この地で採れるものをはじめ自然食材を多用した彼らの伝統的な料理を提供。メニューの選択肢は少ないですが、毎食かなりのおいしさです(アルコール類のサービスはありません)。
ホテルをベースにカヌーやボートツアー、先住民文化体験など、様々なアクティビティが楽しめます。
Cree Village Ecolodge

北の海の迫力を満喫するアドベンチャーツアー

ジェームス・ベイ・フライト・ツアー

小型水上飛行機にのって、ジェームス・ベイへ。広大なブッシュを越え、ムース・リバーなど黄土色の川が海に流れ込む様子、湾内に点在する島々など、ワイルドな北の大自然を上空から眺めます。ジェームス・ベイは12月から4月までは凍結しており、6月〜7月でも海上にはまだ流氷がかなり残っています。海面を氷の塊が鱗のように浮かぶ様子は、なんともユニーク。このエリアはポーラー・ベアの生息地でもあり、その姿を探すのも楽しみのひとつ。またアザラシや、カナダガンの群れが眼下で見事なV字型で飛んでいく姿なども見られます。
フライトツアー会社ハースト・エアのチャーター・フライトとなります。
James Bay Flight Tour

ジェームス・ベイ・ボート・ツアー

クリー・ビレッジ・エコロッジでアレンジするモーターボート・ツアー。先住民ガイドの案内でムース・リバーを下ってジェームス・ベイまでクルーズ。黄土色をした巨大な川の雄大な流れ、それを取り巻く手つかずの森や草原の荒々しい様子など独特の景観が楽しめます。運が良ければベルーガ(白イルカ)やムースなど野生動物にも遭遇。またサンセット・リバー・クルーズも可能です。
James Bay Tour