Ontario Style 新しいカナダを発見する旅 - Ontario Style Special Contents Vol.17 3媒体連動企画 [Vogue.com、4travel、趣味人倶楽部 ] オンタリオの旅 現地取材レポート!

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ワイン&料理コース

憧れのカナダ東部オンタリオ州でワイン&料理をテーマに5泊7日の旅をした、辻井ゆみさんと荒谷花奈さん。実際に旅して2人が肌で感じたオンタリオ州の魅力をレポートします。

辻井ゆみさん&荒谷花奈さん
荒谷花奈さん&辻井ゆみさん
【Tour Schedule】
1日目成田空港発〜トロント空港着
〜ナイアガラへ移動
2日目ナイアガラの滝を観光
ナイアガラ・オン・ザ・レイクの
ワイナリー巡り
3日目トロント市内観光
PECのワイナリー巡り&スローフード体験
4日目キングストン観光〜VIA鉄道でオタワへ
5日目オタワ観光&有名ホテルで
アフタヌーンティ
6日目オタワ空港発〜トロント空港乗り継ぎ
7日目成田空港着

1日目 ナイアガラ・フォールズ到着

東京からエア・カナダで約12時間のフライトを経てトロントへ。着後、ナイアガラ・フォールズへ移動すると、宿泊先のホテルの部屋の目の前にはナイアガラの滝が。アメリカ滝とカナダ滝、そして国境であるレインボーブリッジの絶景が広がります。
窓を開けると滝の音が聞こえる程間近にあり、夕日に照らされている滝から夜ライトアップされている滝まで、あらゆる表情の滝を眺めることができ、早くも感動しました。

2日目 ナイアガラ地方でワイナリー巡り

ナイアガラ地方の世界有数のワイナリーを訪問する前に、まずはナイアガラの自然を知るためにアトラクションに挑戦!150年以上もの歴史をもつ観光船「霧の乙女号」で、川を逆行してアメリカ滝とカナダ滝の滝つぼから言葉では表現しきれないほど臨場感あふれる水(自然)の力を体感しました。
青いビニールカッパが支給されましたが、激しい水しぶきで目も空けられないほど!マスカラも全落ちでパンダ状態に・・・。でも、これが最高に楽しい!

午後、いよいよ今回の旅の目的であるワイナリーへ。カナダワインは日本ではあまり普及していないこと、そして飲む機会の少ないアイスワインの名産地であることから、期待に胸を躍らせながら2つの人気ワイナリー「シャトー・デ・シャルム(Chateau des Charmes)」と「イニスキリン(Inniskillin)」を訪問しました。
リースリング、シャルドネ、カベルネ、メルローの産地でもあり、アイスワインのほかに普通のワインも試飲。

シャトー・デ・シャルムでは、テイスティング方法をはじめ、品種による製造方法、保管方法、同品種でもコルク使用の有無で風味が全く異なること、ナイアガラの気候がなぜ適しているかなど興味深い話を丁寧に説明してくれたので、楽しく試飲ができました。
私たちがまず感動したのはリースリング。甘口のドイツワインという印象でしたが、蜂蜜の甘い香りを感じさせながらキリっとした辛口で、今までに出会ったことのない美味み、深みに感銘を受け即購入。
もう1つ感動したのが、濃厚で甘みのあるアイスワイン!品種によって、クレームブリュレやいちじくを食しているような。ワインなのに、まるでデザートを頂いているような感覚があり、同じブドウから収穫時期や製造方法の違いだけで、ここまで違いのあるワインが造られることに驚きました。ますますワインの魅力に引き込まれていきそうな、今後の楽しみがまたひとつ増えました。
ちなみにイニスキリンは、バンクーバー冬季オリンピックの公式スポンサーになっており、オリンピックボトルのアイスワインが販売されていました。珍しい赤のアイスワイン(Cabernet Franc) も取り揃えており、さすがオーナーがVQA会長という名門ワイナリーならではの品揃えでした。

3日目 プリンス・エドワード・カウンティでスローフードを体感

ナイアガラからプリンス・エドワード・カウンティへ向かう途中、トロントで高さ553mのCNタワーに昇りました。街中とオンタリオ湖が一望でき、屋内展望台のグラスフロアからは345m直下のロジャースセンターを眺められます。
高さを得意とする人は、あらゆるアングルからトロントの絶景を楽しんでみてください。

午後からはプリンス・エドワード・カウンティへ移動し、ワイナリー巡り。地産地消のスローフードで注目される、この地域は近年ブドウ畑へ移行しつつあり、一般のワインとデザートワインを楽しめます。
最初に訪れた「サンドバンクス(Sandbanks)」はひまわり畑の中の農家を連想させるような、オレンジと白木を基調とした木造一軒家のアットホームなワイナリー。各種2008年ものの若いワインを揃えてありました。軽い口当たりのワインを好む方におすすめです。

続いて訪れた「ハフ・エステーツ(Huff Estates)」は、モダンスタイルのワイナリー。代表的なSouth bay vineyardsの各品種の特長がよく分かるというアドバイス通り、シャルドネ、ロゼ、カベルネ、メルローの順番で試飲。甘口のロゼが多いですが、ここのロゼはワイルドストロベリーとピンクグレープフルーツのフレーバー、甘い香りのなかにすっきりとした酸味のあるワイン。
これには感動し、2人とも迷わず購入!こちらのワイナリーを訪れる際には、是非お見逃しなく!

4つのワイナリー巡りを通し、同年度同品種でもワイナリー(製造方法)によって味が異なることを実感しました。
試飲を通して好みのワインに出会え、その場で購入できるので、ワイナリー巡りは本当におすすめです。ワイナリーによって雰囲気も異なるので、観光としても楽しめます。

夕食は、地産地消のオーガニックレストラン『CARRIAGE HOUESE RESTAURANT』へ。
一軒家でおちついた雰囲気のカジュアルフレンチで、地元の人が特別な日に訪れるレストラン。ワインの品揃えも豊富で、食事にあわせて楽しむことができます。とても柔らかくて味わい深いフィレステーキで舌をうならせながら、相性抜群の赤ワイン「Gamay Pinot Noir 2007」で心がとろけそうになりました。この場所がオンタリオ州の美食家に注目されるのも納得できます。

4日目 古都キングストンから首都オタワへ

翌朝、プリンス・エドワード・カウンティからオンタリオ湖に面した古都キングストンへ。
オンタリオ湖は1000個以上の小島が存在する世界5大湖のひとつ。
せっかくなので、1時間半かけて贅沢にクルージングを体験!デッキの上で太陽の光を浴びながら新鮮な空気を吸って、ワインを飲んで。気ままにオンタリオ湖とキングストンを観光することができました。

その後、VIA鉄道でオタワへ移動。約2時間半後に到着。
今夜の宿泊先は憧れのホテル、フェアモント・シャトーローリエ!ランドマークのひとつであり、「シャトー」といわれているだけあって、格調高くフランスの古城を連想させる建築。重厚感のある家具と装飾に縁取られているものの、同時に清潔感がありとても綺麗で快適でした。

治安もよく、街の中心でオタワ市民の台所と呼ばれるバイワードマーケットまで徒歩2〜3分という好立地にあるので、夕食後は早速バイワードマーケット内のパブへ。昼間とはまた少し違った、活気ある夜の街の雰囲気をも味わうことができました。

5日目 オタワでエレガントなひととき

最終日は、オタワ市内観光とガティノー公園でたっぷり紅葉を満喫。ホテルのすぐそばの国会議事堂は趣があり、議事堂前にあるカナダの英雄テリー・フォックス像は、彼の偉大さを物語っているような気がしました。国会議事堂とフェアモント・シャトーローリエの間には世界遺産のリドー運河の閘門があり、閘門沿いをリドー川まで散歩することもできました。運河が流れる街並みはとても静かで美しく、昼間だけではなく朝の澄んだ空や空気、夕日を眺めながらの散歩など姿を変えた街並みを楽しめました。その後、ガティノー公園で雄大な自然の中の見事な紅葉を満喫しました!

午後には、オタワで最もエレガントなラウンジとして有名である、フェアモント・シャトーローリエのゾエズ・ラウンジでアフタヌーンティ。
シャンパンと共にスコーン、プチフールなどを、もちろん最後は紅茶。20種類ほどのフレーバーがあり、イギリスの伝統作法で入れていただけます。旅行を振り返りながら、一週間の旅の締めくくりとして、最高に贅沢で優雅な時間を過ごすことができました。シャンパンで乾杯!

6〜7日目 帰国(旅のまとめ)

最終日の朝は、出発前にリドー運河と国会議事堂を眺めながらゆっくり朝食をとり、リドー運河沿いを散歩。朝の空気と太陽がとっても眩しくて、気持ちよかったです。
今回はカナダの大自然と紅葉に触れ、オンタリオ州の気候を活かしたワイナリー巡りで多種多様なワインを楽しむことができました。異なる文化、言語、種族が集まる移民国なだけに、どの場面でも人当たりよく温かく迎えられ、現地人と繰り広げられたコミュニケーションも楽しく過ごせた大きな要素であったように感じます。とっても癒され、感動し、ほろ酔い気分で充実した楽しい7日間でした。