Ontario Style 新しいカナダを発見する旅 - Ontario Style Special Contents Vol.17 3媒体連動企画 [Vogue.com、4travel、趣味人倶楽部 ] オンタリオの旅 現地取材レポート!

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歴史&文化コース

結婚33年目にして初めての新婚旅行として、塚本和子さんと正さんがオンタリオ特派員に挑戦!オンタリオ州のナイアガラ、トロント、古都キングストンを訪問。そこから2007年に世界遺産に指定された202kmのリドー運河を辿りながら首都オタワへ。紅葉と湖の美しさの中でカナダの歴史や文化に触れる旅。そして、旅の途中で出会う感動の数々をレポートします。

塚本和子さん&正さん
塚本正さん&和子さん
【Tour Schedule】
1日目成田空港発〜トロント空港着
〜ナイアガラへ移動
2日目ナイアガラの滝を観光
車でトロントへ。着後、市内観光
3日目VIA鉄道でキングストンへ
19世紀の古都巡り(市庁舎、フォート・ヘンリー、他)
4日目キングストン〜世界遺産『リドー運河』
〜オタワへ
5日目オタワ観光
6日目オタワ空港発〜トロント空港乗り継ぎ
7日目成田空港着

1日目 成田空港〜トロント空港〜ナイアガラ

喜びと、驚きが突然私の携帯電話に訪れたのは、9月の初めでした。夫から『オンタリオ特派員ツアーに選ばれたよ!』との第一報。遂に夢が私を迎えに来てくれました。
10月3日、成田の集合場所(第一ターミナル南ウイング)に立ち、やっぱり夢ではないんだと、心の中でつぶやく私がいました。エア・カナダで約12時間のフライトを経て、憧れのカナダ・トロント、ピアソン国際空港に到着。私たちの『新婚旅行』が始まりました。
到着早々ガイドさんに案内され、高速道路で、かつて、映画『ナイアガラ』のロケで訪れたマリリン・モンローも滞在したという、クラウンプラザホテルへ。
部屋からはナイアガラ滝が一望でき、ワインを飲みながら、夜は更けていきました。

2日目 ナイアガラ〜トロント

ナイアガラの滝を一望できるホテルのレストランで朝食もそこそこに取り、カナダ滝の真横にある有名なビュースポット、テーブルロックへ出かけました。悠々と流れてきた青白く透き通った水が轟音とともに滝へと変わる様子は、圧巻の一言に尽きます。
もっと近くで滝を見ようと、ジャーニー・ビハイド・ザ・フォールズへ。テーブル・ロック・コンプレックスの建物の中にあるエレベーターで、38m降りた時点から全長46mのトンネル内に設けられた2カ所の、のぞき穴から、カナダ滝の裏側を見る事が出来、滝壺の横のバルコニーに、足を一歩踏み入れた瞬間、目も開けていられないほどの水しぶき!まったく、渡された、ポンチョも役に立たず、流れ落ちる水の迫力を体験しました。

お昼は滝の全景を見ながら食事をし、午後にはナイアガラ観光局案内所で、市長と観光局長の公式サインの入った『ハネムーン証明書』を発行して頂きました。本当に夢が叶った新婚旅行になりました。

そしてトロントへ。まず、最初に訪れた所は、トロントの街の中心地、クィーンズ公園の中央に建つ、ロマネスク様式のオンタリオ州議事堂。約110年前の建物で、茶色の砂岩が回りの緑と調和して美しい景色を見せてくれました。ちなみに石壁は、5年毎にリフォームされるとのことでした。トロント大学の建物を見ながら、ロイヤル・オンタリオ博物館(ROM)へ。この博物館は、水晶をモチーフとした斬新なデザインの新館が2年前の6月にオープン!旧館と三角錐の新館のコラボレーションは、一見の価値あり。中に一歩足を踏み入れると、大理石の床、アラベスク模様の天井、中国、ヨーロッパから集められた600万点の陶磁器や美術品に圧倒されました。また、恐竜の化石や、骨格標本に見入ってしまいました。時間があれば、まだまだ見学したい所でした。

3日目 トロント〜VIA鉄道〜キングストン

ユニオン駅から、9時30分VIA鉄道でゆられ、次の目的地キングストンへ。
車両の中は、日本の在来線の特急車両より少し余裕のある作りでした。途中、車窓には、右側にまるで海のようなオンタリオ湖、左側は広大なトウモロコシ畑を眺め、キングストン駅に、約2時間VIA鉄道を楽しみました。
キングストン駅から車で、20分くらいで古くから水運で栄えた水の都、キングストンの町並みに到着し、昼食は、地元で人気のビストロ「chien-noir」にて、パスタ料理、ジャガイモのスープを堪能しました。
ライムストーン作りのキングストン市庁舎の建物を眺めながら、クィーンズ大学(1841年に創立された名門大学)キャンパス内を見学し、カナダの初代首相ジョン・A.マクドナル氏の元邸宅へ。まるで紅茶の入れ物のような3つの塔が建つイタリア風の個性的な作りでした。

そして、市内からは、まるで海のようなオンタリオ湖が一望でき、その遥か対岸はアメリカ!セント・ローレンス川に対峙する19世紀に建造されたイギリスの要塞フォート・ヘンリーへ。カタラキ川を渡りでかけました。ちょうど、ハローウィンが近いとあって、フォート・ヘンリーもパンプキンがゴロゴロ・・・。砦には砲台、侵入した敵軍を落とす空堀がありました。遠くサウザント・アイランズを見ながら、風を感じてとなりに位置する王立陸軍士官学校を見学しました。

4日目 キングストン〜リドー運河〜オタワ

今朝はカラリと晴天!リドー歴史街道を辿りながら、全長202kmのリドー運河沿いを、47の水門のうちポイントをとらえて訪れ、カナダの首都オタワへ向かいます。現地では、ヘリテージハイウェイ(歴史街道)と呼ばれ、もっとも有名な呼び方は、メープル街道と言い替えた方がわかりやすいかもしれません。リドー運河の最初の閘門キングストン・ミルズ・ロックに到着。メープルが黄赤に染まり、その様が湖に映し出され、水面とのコントラストは、言葉では言い表せません。

ちょうどその時、一艘のクルーザーが。私たちは、ロック・マスター(水門の番人)の方にお願いし、水門のゲートを調整(開門)するハンドルを一緒に廻させて頂きました。初めは少し重く感じたハンドルも巻き上げ近くになると軽くなり、クルーザーは無事、通過して行きました。

暫く車でメープル街道を走っていくと、真っ赤に染まったメープルの木に、出会い、近くでアイスクリームを頂き、一休み。その後、スパイロックという山の中腹にある、ビュースポット、眼下左右に別れて写り込む湖、右側には、遠く白い教会の建物、木々は、まるで、絵具箱をひっくり返したような、緑、赤、黄のグラデーション・・・。その場所では、地元のおばあさんたちが、イーゼルを立て、キャンバスに絶景を描いてました。その後、ウィーラーさん一家が経営するメープルファームを訪問。店内では、メープルシロップが練り込まれたソーセージとパンケーキで持て成して頂きました。また、メープルシロップで炊き上げた豆は、さっぱりした甘さで、とても美味しかったです。日本で食べたメープルシロップとはひと味もふた味も違ってました!

オタワの南約80kmに位置するメリックビル、別名『リドーの宝石』と呼ばれ町、セントローレンス通りとミル通りの交差点は、リドー運河の水門、旋回式の橋があり、町中はビクトリア時代の建物、小さな郵便局やコーヒーショプ。ここのマスタードは絶品とのこと。ついでに風景も絶品でした。

5日目 オタワ

今日のお天気は、雨の予報でしたが、そこは晴れ女!ラッキー曇りから晴れました。
朝からリンカーン、コンチネンタル、リムジンに乗り込み威風堂々の国会議事堂前を眺め、オタワ川を望むリドー運河の始まりの水門をめぐり、アレキサンドラ橋を越えた対岸にある、紅葉の名所「ガティノー公園」まで足をのばしました。山々は、紅葉の真っ盛りでした。ピンクレイクに立ち寄り、素晴らしい風景を堪能しました。
お昼には、フルハウスというビクトリア調のレストランで、サーモンのムニエルを食しました。タルタルソースが、とてもまろやかで、美味しかったです。また、このレストランは、ポール・アンカも来店したという有名店でした。そして午後にはネイティブアートから中世ヨーロッパ、19〜20世紀の時代アートまで幅広い展示ものがある、カナダ国立美術館へ。この美術館の外観は、総ガラス張りの斬新なデザイン。入り口中央に置かれた、大きな『クモ』のオブジェは、カナダが日本から1億円で購入したという黒い物体が印象的でした。そして、もう一つの1億円!モダンアートのギャラリーの作品は、3つのカラー、赤、黒、赤と縦3本、この絵にはちょっぴり疑問を感じました。

続いて、カナダ文明博物館を訪問。中に入るとカナダ西海岸に居住していた先住民のトーテムポールが、天井近くまで届く高さで迎えてくれました。2階には郵便博物館、創立当時から、現代に発行された切手の展示を見て、3階のカナダホールでは、カナダ発展の歴史が時代を追ってたどれるジオラマを見学。屋外のプラザからは、オタワ川を一望でき、対岸の国会議事堂の裏の建物も、一枚の絵のような風景でした。
そして、リドーホール(カナダ総督公邸)に、天皇、皇后両陛下の植樹された木を拝見。その隣の植樹は今は亡き、アメリカ大統領、J・Fケネディさんのお手植えの木は大きな木でした。

最後の夜は、フェアウェルディナーパーティに出席し、私たちをオンタリオ特派員ツアーにご招待くださったオンタリオ州観光局の関係者、コーディネーターの方々、そして他の特派員とナイアガラワイン、サーモン、キジ料理に舌つつみを打ちながら、旅の思い出を語ることが出来ました。その事に感謝しながら、明朝の帰国に向け、荷作りをする私たちでした。

6〜7日目 帰国〜旅のまとめ

いよいよ帰国です。今回はカナダの歴史や文化をテーマに旅をしましたが、おかげでさまざまな角度からカナダの魅力に触れることができました。世界遺産のリドー運河や美しい紅葉。そして、ナイアガラの滝ではマイナスイオンの台風と言っても過言ではない、水しぶきを目と耳と体でいっぱい感じる事ができました。
大きな空、大きな大地、人に優しいオンタリオ州に来れたこと、とても幸せに思い、また、とってもステキな『新婚旅行』ができたこと、家族や孫、そして友達に語り続けたいと思っております!ありがとうございました!!!