インナービューティー・スペシャリスト 関口絢子さんが紹介 健康でキレイに! アンチエイジングなオンタリオの旅! その2トロント編

健康と美容を食べ物から考えるインナービューティーの専門家関口絢子さんの、おいしく食べてアンチエイジングにも挑戦できる、そんなオンタリオの旅レポート第2弾。今回はグルメイベント「ウィンターリシャス」で盛り上がる冬のトロントです。人気店のコース料理をオトクに味わえるこの催しは毎年大好評。2011年の冬、その真っただ中に飛び込んだ絢子さん、世界各国の味覚が集まるこのコスモポリタンシティを食べ歩き、またマーケットから小さな食品店まで訪問。ヘルシーなおいしさを追求しました!

関口絢子 Ayako Sekiguchi

栄養士・料理研究家。米国栄養コンサルタント。
「インナービューティー」「アンチエイジングのための食」をテーマに、レシピ開発、食事や栄養のアドバイス、フードスタイリングなどを行う。食とエクササイズで理想的な体作りを提案するHAPPY BODY.JPを主宰。企業のイベントやウェブサイト、テレビや雑誌など各種メディアで活躍。「毎日続けられること」をモットーに、簡単でしかもおいしくお洒落なレシピは幅広い年齢層の女性の間で好評。

トロントの食の祭典「ウィンターリシャス」

参加店がそれぞれ、前菜、メイン、デザートからなるコースを、固定料金(ランチ:C$15、C$20、C$25、ディナー:C$25、C$35、C$45のいずれか)で提供するイベント。人気店自慢の味が、普段よりオトクに味わえるとあり、トロントっ子に大人気。10回目となる2012年は市内175店が参加!

Winterlicious 2012:1月27日〜2月9日

Restaurant

カヌー ゴージャスな夜景を眺めながらお洒落なディナー

トロントを代表するレストランとの評判を聞きつけて、絢子さんがまず訪れたのはここ。この人気店も「ウィンターリシャス」に参加しており、3つのコースを通常の半額程度で味わうことができます。プリフィックスのメニューは前菜、メイン、デザートとも3種類から選ぶことができます。五大湖のピカレル(白身魚)や、オンタリオの子牛肉、ケベックのフォアグラなど地元をはじめカナダの食材をフューチャーしたものが主流。料理もお店の雰囲気も、気取りすぎずナチュラル、そしてスタイリッシュ。ダウンタウンにそびえる高層ビルの54階にあり、ため息物の眺めも堪能できます。

絢子さんの ここがポイント!

少しドレスアップして出かけたいレストランです。料理の特長は、オリジナリティがあって斬新なこと。そして盛り付けや器も個性的。上質な空間と、その独創的な料理がマッチしたとてもスタイリッシュなレストランです。ソースに意外な食材を使うなど、食べる楽しみはもちろん、素材を知り尽くしたシェフが提案する新しいカナディアンキュイジーヌが体験できます。ヘルシーな食材を盛り込んだ料理の数々は、彩りも豊かで心も体も大満足でした。

Restaurant

ココ・レッツォーネ リトル・イタリーで本場の味と雰囲気を満喫

世界の100以上の文化が集まっているというマルチカルチャー都市トロント。市内には、様々なエスニックタウンが点在し、その中のレストランでは各国の本格的な料理も楽しめます。こうしたエスニックタウンのレストランの多くも「ウィンターリシャス」に参加しており、絢子さんもいくつかのエリアを回り、美味しいいコース料理を楽しみました。なかでも印象的だった場所のひとつが、リトル・イタリー。カフェやピッツェリアが並び、陽気な人々が行きかう街は、まさにイタリア。このココ・レッツォーネは、プリフィックス・メニューのバランスがよく、しかもボリュームも味もかなり高得点。雰囲気も抜群でおすすめです!

絢子さんの ここがポイント!

ウィンターリシャスのコースメニューは、さすが自信作! という感じ。前菜だけで何杯もワインが飲めそうな、ボリューム感と食材の取り合わせのセンスは素晴らしい。メインの肉料理も豪快な一皿でしたが、ソースの味は重すぎず軽妙なテイスト。もう食べられないといいながら、人気の手打ちパスタもみんなでシェアし、更にワインが進むという何とも楽しい夜を満喫しました。

  • Coco Lezzone
  • ホームページ(英語)http://www.cocolezzone.com/
  • ◆2011ウィンターリシャス・メニュー:ディナーC$35

Restaurant

オゼリ フレンドリーなグリークタウンで、賑やかディナー

トロントに数あるエスニックタウンのなかでも、とくに食べ物の美味しさで人気が高いのがグリークタウン。ここは本国以外では世界最大のギリシャ人街というだけあり、食材もシェフも揃い、ギリシャそのものの美味しさが味わえるのです。オゼリの「ウィンターリシャス」メニューは、前菜からデザートまで、迷ってしまうほどに選択肢が豊富。またプリフィックス・メニューにはないけれど、ぜひ名物サガナキもオーダーしてみて。これは「オーパ!」の掛け声とともにフェタチーズに火をつけて食べる前菜。陽気なスタッフと共に、テーブルがとびきり盛り上がります!

絢子さんの ここがポイント!

日本ではそれほどポピュラーではないギリシャ料理ですが、洗練された雰囲気のレストランも多く、初体験の料理に出会えるわくわく感はエスニックタウンのなかでもナンバー1でした。どんな料理にもオリーブオイルを使っていて、とてもヘルシー。野菜や魚介のメニューも多く、素材を生かした調理法は癖がなく、日本人の口にも合うようです。メニューの種類も豊富で、何度も訪れてみたくなるレストランです。

  • Ouzeri
  • ホームページ(英語)http://ouzeri.com/
  • ◆2011ウィンターリシャス・メニュー:ランチC$15、ディナーC$25

Restaurant

ドレイク・ホテル・カフェ ローカルのクリエイターを気取って、スタイリッシュに

トロントのファッション関係者やアーティストなどが集まるお洒落なスポット。リラックス感あふれる雰囲気に加え、食事の美味しさでも有名です。凝っていないけれど、ナチュラルで食材の味がしっかり味わえる料理が人気。絢子さんはここで「ウィンターリシャス」のランチ・プリフィックス・コースを堪能。メインはジョージアン・ベイでとれたばかりのマス、地元ビーフの細切りステーキ、チキンと北の森のマッシュルームなど、美味しそうな料理がズラリ。

絢子さんの ここがポイント!

アートでモダンなインテリアのオシャレ空間ですが、料理はボリューミーでクオリティの高さが印象的。私はシーザーサラダにグリルチキンをセレクト。香ばしく焼き上げたチキンにキノコのソースがたっぷり。フィレを使用し意外にヘルシーです。またここのスイーツは比較的甘さ控えめでどれも魅力的。アップルパイはシナモン風味のリンゴがぎっしり。それでも別腹がちゃんとあるから自分でもびっくりです。

Market

ケンジントン・マーケット 小さなお店からお店へ、まるでミニ世界旅行の気分に

食品店から古着屋さんまで、エスニックな雰囲気の様々なお店が集まっている人気マーケット。絢子さんはこのマーケットで、食をテーマに案内してもらえるガイド付きのウォーキング・ツアーに参加しました。チーズ専門店からジャマイカのグロセリーストア、中東の食料品店・・・とたくさんのユニークな店に立ち寄り、それぞれのお店で試食も堪能。「こんな面白い場所、1日中いても飽きませんね!」とかなりハイテンションに。

絢子さんの ここがポイント!

ここはまるで食のテーマパーク。歩くごとにガラッと様子が変わり、違う国の食材店に! 店構えや雰囲気から「ここはどこだろう」と想像して歩く面白さはこのエリアならでは。特に興味深かったのはレバノン料理の食材店。ひよこ豆やナスのペーストなどベジタリアン料理を試食しました。体を温め血の巡りを促すという女性にお勧めのスパイスティを飲みながら、気分は中東へ。実際に全身がポカポカしてきて、体内が浄化されるような食体験でした。

Market

セント・ローレンス・マーケット 新鮮な食材、珍しい食材に囲まれて時間がたつのも忘れてしまいそう!

もう一カ所、絢子さんがしっかりと腰を据えてしまった場所がここ。トロント市民の台所として長年愛されてきたセント・ローレンス・マーケットです。野菜から肉、魚介類、パスタ、パン・・・・などありとあらゆるお店がズラリ。マスタードやメープルシロップの専門店もあります。「もう見ているだけで幸せ!」と絢子さん。デリカテッセンも多く、名物のピーミール・ベーコンのサンドイッチなども味わえます。

絢子さんの ここがポイント!

食品売り場を見歩くとその土地の食事情がよくわかります。ここは、野菜や果物の種類と量が多く、魚介類も豊富。まさにヘルシー食材に恵まれた土地である事がうかがえます。食材やデリなどをじっくり見ておくと、あの時のあれだ!! という感じで食べ歩きやレストランでの食事がより楽しくなりますよ。庶民の味やB級グルメも勢揃いしているので、おなかを空かせて訪れてみては? カナダのお土産探しにも、オススメのスポットです。

Grocery Store

カリナリウム オンタリオ産のナチュラル食材がギッシリ!

今回、絢子さんがとても楽しみにしていたお店のひとつ。オンタリオ州産のナチュラルな食材ばかりを集めたヘルシーフードの専門店です。小さな店内には野菜やフルーツはもちろんのこと、チーズや小麦粉、ナッツ類まで、ありとあらゆるものがあり、その多くはオーガニック。珍しい食材も多く、絢子さんはお店のスタッフを質問攻めに。ジャムやソースなどの瓶詰や缶詰、お茶の種類もいろいろあり、ユニークなお土産選びもできる店です。

絢子さんの ここがポイント!

様々な食材がズラリと並ぶ中、スタッフの方からは商品について幅広いお話を伺いました。オーガニックの牧草を食べた牛のミルクや栄養素が凝縮された濃厚なメープルシロップなど、良質な食べ物を選ぶ大切さを再認識させられました。おやつの豆菓子や、オンタリオ州産のピーナッツもいろんな味があり、アップルシナモン味をお土産にゲット。ぶどうの果汁から作られた酸味料のヴァージュや砂糖不使用のピーナッツバターも料理用に購入。店内の装飾やパッケージも素敵です。

Shopping & Gourmet zone

ディスティラリー・ディストリクト パン、コーヒー、チョコレートまで、こだわりのお店がいっぱい

かつてウイスキー工場だった場所を再開発。レンガ造りの建物が並ぶ中には、ギャラリーやデザインショップ、そしてレストランなど、ユニークなお店が並びます。中でも絢子さんが目を引き付けられたのは、「ブリック・ストリート・ベーカリー」、「バルザック・コーヒー」そして手作りチョコレートの「ソーマ」など。いずれも小規模ながら、材料にとことんこだわっていいものを出している、そんなお店がここにはいっぱいあるのです。「美味しそうなものばかりで、買わずにいられない!」とバッグがどんどん膨らんでいく絢子さんでした。

絢子さんの ここがポイント!

ぶらぶら歩いているだけも楽しい! そんなスポットがここ。こだわりを感じさせるショップが多く、物珍しさではない、職人気質的な本物志向が伝わってきます。原料からの製造工程を見られるところもあり、また物づくりへの心意気も漂い、それがよりおいしさを感じさせてくれます。この感動をまた味わいたい、または誰かに伝えたいという一心で、ついつい買い物に走ってしまう私でした。