Ontario Style Special Contents Vol.44 Let’s Ritz! まゆみ丼のゴージャス体験 ザ・リッツ・カールトン・トロントに泊まってきました!

日本をはじめ世界各国に展開している豪華ホテル「ザ・リッツ・カールトン」。もちろん名前くらいは知っていましたよ。リッツです。みなさま、クラッカーではありませんよ。「まあ、このホテルがなければ“国際都市”とはいえないわね」(編集長談)とういほどに、街のステータスシンボルともなってしまうような超デラックスホテルです!
これまで安ホテル専門で旅してきたワタシには、考える余地もなく、まさにあこがれ以上の遠い存在。ところが! です。そのリッツが昨年トロントに登場し、オンタリオスタイルでも取材することになったのです!
「あなたもそろそろいいトシなんだから、世界の一流というものを体験してくるよーに」と編集長に蹴りだされ、ワタクシまゆみ丼、場違いを承知で泊まってまいりました!

「ザ・リッツ・カールトン」って?
アメリカに本社を置く、ホテルチェーン。2011年2月に完成した「ザ・リッツ・カールトン・トロント」は、カナダで最初にできたリッツブランドで、ダウンタウンの中心にドーンとそびえるスタイリッシュな高層ホテル。ユニオン駅やCNタワーもすぐそこという好ロケーション。さらに最高レベルのサービスで快適な時間を過ごせるとあって、セレブにも大人気です。劇場街の真ん中にあり、毎年9月に行われるトロント国際フィルムフェスティバルでは、来場するムービースターたちの定宿となること必至!?

いろいろびっくり!

ウエリントン・ストリートに面したガラス張りのエントランスを入ったとたん、広くてきれいでゴージャスなロビーが。「あれ・・・」、この時点で早くも自分の存在の違和感に気づきました。
実はワタシの旅ファッションは、常にアウトドア系。とにかく楽で機能的という理由だからですが、今回も深く考えずいつものアウトドアパンツとスキー用のアウター(注:取材は今年2月中旬だったため防寒仕様)といういでたちだったのです。
「なんか、違う・・・?」
とはいえ、そんな場違い感はおくびにも出さないのがスマートなホテルスタッフ。にこやかに出迎えられ、そのままキビキビと20階へと案内されました。

「あれ? チェックインは??」
ここは全267部屋のうち3階分がクラブフロアとなっており、なんと今回の宿泊はこちらだといいます。クラブフロアってなんだろう。想像つきません。
導かれるままに広々としたラウンジへ。ゆったりとしたソファに座り、ウェルカムドリンクのサービスを受け、そしてスタッフにかしずかれつつチェックイン。記入するペンまで高級そう。優雅すぎて、緊張してしまいます!
このラウンジはクラブフロア宿泊者専用で、朝食や昼食、アフタヌーンティー、そして夕食など、時間帯別に用意された料理やスナック、ドリンクがフリーで楽しめるといいます。
「はは〜ん、ここはスペシャルなゲスト仕様なわけだな」
はい、やっと今回の豪華さを理解してきました。まゆみ丼、大丈夫か? でもこうなったらもう、落ち着いて身を委ねるしかありません。

朝ごはんメニューも充実。食べ過ぎそう

クラブラウンジからはオンタリオ湖やCNタワーが間近に見えます

そして、いよいよお部屋へ。通された客室が…広っ! 真っ白なリネンにつつまれた寝心地の良さそうなベッド(フカフカながら適度な硬さで、実際にワタクシ、ここで爆睡しました)ですし、エグゼクティブ仕様のワークデスクもあるし、のんびりリラックスできるソファもあるし…。あっ、ジョージ・クルーニーがCMしてるみたいなコーヒーメーカーもある! 東京の自分の部屋の100倍ステキ! ここに住みたいです、ワタシ。
バスルームをのぞくと、こちらも広々。シンクがふたつもあり、シャワーブースとバスタブは別々に。アメニティは「Molton Brown」というイギリスブランドのセットで、これがまたいい香り〜。

おや、ふと見るとバスルームの鏡の前になぜかリモコンが。
「え? なんだろう?」とスイッチオン。
と、突然目の前の大きな鏡にテレビモニターが登場。「エ〜ッ!?」意味がよくわからないけど、とにかくスゴイ。
部屋の中をウロウロしながら、いろんなスイッチを押したり回したり、ひとつひとつに感動&大興奮し、ひとりで歓声を上げ続けていたのでした。

ベッドには枕がいっぱい、全部使っちゃえ

鏡にテレビって…。バスタブに浸かりながらみられます

アメニティにもこだわりが

コーヒーメーカーもおしゃれ〜

旅の疲れを癒しましょう!

さて、興奮冷めやらぬまま、次に向かったのは、ホテル内にあるスパ。
受付に入ると、なんだか良い香りに包まれます。カナディアンのアロマセラピストさんがここのためだけに配合したというスペシャルな香り。これだけで、すでにリラックス。
スパの代表的なメニューは、本物の花びらを使ったフットバスやボディスクラブ、カナダ産植物由来のオイルで全身マッサージが楽しめる「Cloud 9 Massage」。まるで雲に浮かんでいるかのような心地よさが体験できるそう。トリートメントには、なるべくカナダ製のものを使用しているのもこだわりです。

ワタシはここで、「Classic Manicure」を体験。丁寧なハンドマッサージのおかげで、手がいつもよりもハリがでてつやつや&イキイキ、爪の仕上がりもさすがキレイ。ネイリストさんとの会話もなごやかに、至福の時間を過ごしました。

スパではプールやジャクージも使用でき、またリラクゼーションルームなども完備。もちろん、宿泊しなくてもトリートメントだけの利用も可能です。ランチ付のパッケージもあり、1日ここでゆっくりと過ごすこともできます。ううむ、まさに上級者のシティリゾート体験。ちなみにカップル向けにトリートメント・メニューも充実。これは新婚旅行で来なくては。予定は全くないですが。

マニキュア、スタート!

なんとまぁ、おしゃれな空間。プライベートなトリートメントルームもあり

仕上げはおいしいもので!

やってまいりました、ワタシの時間、ふふふ。今日のディナーは、ホテルにあるレストラン「TOCA」へ!
キレイなお店だということなので、荷物をひっくり返し、自分なりに精一杯ドレスアップ。といっても相変わらずジーンズだったりするのですが。スタッフに聞いたところ、カナダのレストランはよほどのことがない限りカジュアルでOKといいます。「でもちょっとファッショナブルな“スマート・カジュアル”でキメると、よりおしゃれな感じで楽しめますよ」とアドバイスされました。スミマセン…。

さて、レストランです。店名の「TOCA」は「Toronto Canada」の短縮形。できるだけトロントもしくはカナダの食材を使い、カナダならではの料理を提供しよう、というコンセプトです。例えば、ハウスワインはオンタリオの人気ワイナリーのもの、パンはトロントで人気のパン職人にオーダーしたもの。ベストな材料をベストなところから仕入れているそうです。シェフはトロント出身のTom Brodiさん。料理ひとつひとつに、彼の地元愛が感じられます。新鮮なこだわり食材で作ったメニューは、どれもこれも美味!

メインにオーダーしたのは「Alberta Lamb Sirloin」。羊好きなんです、ワタシ。これがまたやわらか〜くて、いい焼き加減。臭みもなく、付け合せの野菜たちとともに、素材本来のおいしさが感じられました。結構なボリュームなのですが、ソースまで完食。ああ、キケン…。でもシアワセ。

もちろん、メインのあとにもお楽しみが! いえいえ、デザートだけではありません。ここにはなんとチーズ専用貯蔵庫の「Cheese Cave」があるのです。カナダ産からインターナショナルなものまで、シェフが集めたよりすぐりのチーズ40〜60種類を常備。温度と湿度一定に保たれた中、短いものでも6か月間、長いものだと6年間くらい熟成させるといいます。もちろん、私もいただきました。しかも思い切り欲張って、何種類かをアソートしたプレートメニューをオーダー。うーん、たまりませぬ〜。

こだわって集めたチーズを説明するシェフ、トム氏

パティシエの青木さん、スペシャルデザートありがとうございました!

やわらかな羊

Today’s チーズ

そしていよいよデザートへ。なんとここザ・リッツ・カールトン・トロントには、日本人パティシエさんがいらっしゃるんです。東京のリッツで修行し、トロントのオープンにあわせてこちらにやってきたという青木さん。マルチカルチャーな街、トロントでも日本の味や技術はとても人気があるそうで、彼のアイデアが活かされたデザートも登場し、かなり好評のようす。今回いただいたのは、特別メニューの日本風。柚子風味のふわふわスフレ、もう一度食べたいです。
さて、これで終わり、ではありません。甘いもの大好きのワタシは、さらに驚きのチョコレートプレートへも手をのばしました! リッツのマークが入ったのやハート型など、なんて美しいんでしょう、そしてとうぜん全部おいしい〜。

まるで芸術品

この竹も、なんとチョコレート

絶品! スフレ

やっぱりすごかった、リッツ!

そんなこんなで豪華で贅沢気分にひたった一日。まわりを見渡せば、おしゃれをしたみなさんばかり…ごめんなさい、こんなラフな格好で。
次ははりきっておしゃれをして、のんびり優雅に滞在を楽しみたいな。
正直に白状しますと、今まで、ホテルは泊まれればOKと思っていました。でも今回でちょっと考え方をあらためました。やっぱり一流はキモチいいです! チェックインからチェックアウトまでずっと快適で、小さな不満もどんなストレスも感じさせないサービスってスゴイ。滞在そのものがいい思い出になるような、特別な時間でした。なんだか大人のトラベラーになった気分です。

ホテル選びは旅の目的やスタイルによっても変わってきますが、たとえば新婚旅行とか、何かの記念旅行とか、ここぞというときは、こういう素敵なホテルを利用したいと、つくづく思いました。少々お値段は高くても、その価値はあると実感!編集長、次もぜひ一流体験、お願いします!

※トロントにはザ・リッツ・カールトンのようなおしゃれなホテルがいっぱい。