グルメ情報満載のスペシャルサイト おいしいオンタリオ

左)まゆみ丼=オンタリオスタイル編集部きっての食いしん坊
中)バンちゃんこと河野舞子さん=ふたりのスキー&山登り仲間。こう見えて看護師さん。激辛大好き!
右)タクちゃんこと下山卓哉さん=新潟・苗場のペンション「グリンデルワルト」のシェフ。味にはウルサイ。

みなさま、先日完成したスペシャルサイト「おいしいオンタリオ」はもうご覧になっていただけましたでしょうか! とくにサイト内特集の「トロントで世界の味めぐり!」は、マルチカルチャー都市トロントで味わえるおすすめ各国料理をたっぷりとご紹介しており必見です。
さてこの新サイト完成直後、自らその情報の信頼性を再検証すべく、友達とともにトロントに乗り込んだワタクシ、まゆみ丼(いやいや、単なるプライベート旅行なんですけどね/編集部談)。紹介している中から$マーク1つのお店(一人料金の目安が$15以下の店)を、1日でできる限り回って食べつくし、情報と地図の使い心地を試してくる、という指令を自らに課したのであります。
全部で29店掲載されているおすすめレストランの中、$マーク1つの店は10か所! しかもトロント中に点在しています。「さらに食べるだけじゃなく、周辺の観光スポットの情報なんかも拾う」という欲張りなお題も設けました。
トロントは初めてという友達のタクちゃんとバンちゃんも巻き込んで、3人で街中を駆け回り、B級グルメを堪能してまいりました!

08:30 スタート地点 地下鉄ブロア・ヤング駅からLet’s Go!

今回滞在したホテルはヨークビル近くにあったため、最寄りの地下鉄ヤング・ブロア駅からスタート。3人とも起きてからまだ何も食べておらず、やる気満々!「今日は食べて食べて、食べまくるぞお!」

ヤング・ブロアの地下鉄駅付近で気合!

おしゃれなお店が多いヨークビル界隈

Getting Around

まずは駅の窓口でTTC(トロント交通局)のデイパス(1日券)を購入。これがあると地下鉄、ストリート・カー、バスが乗り放題なので、とても便利。特に市内をあちこち歩き回る今日のような日にはマストアイテムですね。
パスをゲットし、地下鉄Yonge Bloor駅からYonge/University/Spadina線の南行きに乗ってKing駅で下車し、徒歩約10分。

デイパスは$10.50

09:00 第1地点 セント・ローレンス・マーケットで巨大サンドの朝ごはん

キング駅から通勤中のビジネスマンに交じって朝のフィナンシャル・ディストリクトを歩き、セント・ローレンス・マーケットへ。カナダ経済の中枢の活気ある風景にタクちゃん茫然。バンちゃんは颯爽と歩くイケメンエグゼクティブたちに目が釘付け。

フィナンシャル・ディストリクトのビル群からマーケットへ

喧噪のなか立ち尽くす3人

平日の朝のせいかマーケットは比較的すいており、絶好の朝ごはんスポットです。ここでは数あるデリカテッセンからテイクアウトして広場のテーブルスペースで食べるのが基本。
まずゲットしたのはイタリア系「ウノ・マスタチオ」のサンドイッチ。揚げたてのナスと仔牛のカツレツが入っていて、これがトマトソースによくあうのです。半分に切っても顔が隠れるくらいのボリュームに、タクちゃん「デ、デカイ・・・」と絶句。
さらにマーケット名物にもなっている「カルーセル・ベーカリー」のピーミール・ベーコン・サンドも。カナダ伝統の味で、マーケットが空いている時間帯でも行列ができるほどの人気ぶりです。バンズに肉厚のピーミール・ベーコンを挟んだだけのシンプルさなのに、香ばしくて超美味! バンちゃん無言でほおばり続けました。

イタリアンサンドは半分でこの大きさ!

ピーミール・ベーコン・サンド

カルーセル・ベーカリーの行列

Getting Around

ボリュームたっぷりの朝ごはんの後は腹ごなしを兼ねて歩いてHarbourfrontへ(約20分)

10:30 第2地点 ハーバーフロントでウトウト

ヨットハーバーなどが続くハーバーフロントへ出て、トロント島へのフェリーターミナル近くでちょっと休憩。このあたりは遊歩道や公園となっており、絶好の散策エリア。オンタリオ湖の穏やかな湖面がキラキラ輝き、さわやかな風が吹き抜けます。おなかいっぱいだし、思わずお昼寝したくなるような気持ちよさ。

湖畔のボードウォークをブラブラ

CNタワーも目の前です

Getting Around

Spadina Ave.まで歩き(約20分)、バスに乗車、King St.で下車
本来はハーバーフロントを走るストリート・カーの509とスパダイナ・アベニューを走るストリート・カー510があるのですが現在工事中。バスが代替え運行しています。

工事中はバスが代替え運行

11:30 第3地点 アウトドアショップでお買いもの

アウトドアフリークのタクちゃんとバンちゃんたっての希望で、キング・ストリート沿いにある「マウンテン・イクイップメント・コープ」へ。ここはカナダのアウトドア版生協みたいなお店で、あらゆるアウトドア製品が揃っています。しかも価格はかなりリーズナブル。$5払ってメンバーになれば、だれでも商品の購入ができます。ここでタクちゃん、アルゴンキン州立公園のカヌールートマップを発見。「スゲー、カヌーだけでこんなにあちこち行けるんだ」と感動!

アウトドアグッズならココ!

カヌーマップに興味津々

Getting Around

Spadina Ave.に戻ってバスに乗り、College St.で下車。
バスを降りると周辺はいきなり中華世界。赤い中華門がそびえ、漢字の看板がびっしりと並び、聞こえてくるのも中国語。通り沿いには野菜やフルーツ、漢方薬などのお店がひしめきます。

賑やかなチャイナタウン

12:20 第4地点 チャイナタウンで小龍包

チャイナタウンの喧噪を楽しみながら「媽媽餃子館」へ。ランチタイムとあり大賑わいで行列ができるほどの人気ぶりです。B級グルメはテイクアウトできる料理も多く、手軽さがいいところなのですが、ここのお目当ては小龍包。「やっぱりその場でアツアツを食べたいよね」とテーブル席へ。3人なので1品とはいかず、酸辣湯、さらに蒸し餃子まで注文。もちろんペロリと平らげました。ふう、お腹いっぱい! でも、アジアの味はやっぱりいいなあ。あたりの騒がしさもかえって落ち着きます。

小龍包にズームアップ

店内で手作りする風景も

Getting Around

徒歩でKensington Marketへ(約5分)

14:00 第5地点 ケンジントン・マーケットでファラフェル&ププサ

いろいろな国の食材やアンティークショップなどがひしめくケンジントン・マーケットは、ブラブラ歩きまわるのが基本。面白いお店もいっぱいで、アーティスティックな雰囲気が漂うここは、ちょっと時間をかけて楽しんじゃいました。

自由な空気が充満

ユニークなお店もいっぱい!

もう午後2時というのにまだ3軒しかクリアしていない私たち、ちょっと焦ってきました。さあ、このケンジントン・マーケットで怒涛の食べ歩きを敢行するぞ! まずは中東食材の店兼デリカテッセン「アクラムズ・ショップ」でひよこ豆のペーストで作った揚げ団子ファラフェルを。動物性の食材を一切使わないビーガンフードですが、ハーブやスパイスが効いていてパンチのあるおいしさ。ハーブ好きなバンちゃん好みの味わいです。
さらに中米食材店の「ラテン・アメリカ・エンポーリアム」では、奥のキッチンで焼いてくれるエルサルバドルのお好み焼きププサを。生地がおいしくて、野菜たっぷり。サイズもお手軽。シェフのタクちゃんも絶賛の味でした。

ヘルシーなファラフェル

ププサのチーズの伸び具合に感動

Getting Around

徒歩でDundas St.へ約10分。せっかく近くまで来たので、美術館にも立ち寄ってみました。

15:40 第6地点 オンタリオ美術館(AGO)のショップでお土産探し

とにかくそのユニークな外観にそそられるのがオンタリオ美術館。といっても中は広く入館してしまうといくら時間があっても足りません。今日のところはギャラリー・ショップを見るだけに。カナディアン・アートのアクセサリーや雑貨など面白い品物がいっぱい。お土産選びにもおすすめです。

ガラス壁面の曲線はカヌーのイメージ

ヘンリー・ムーアのコレクションでも有名

Getting Around

AGO前からストリート・カー505 Dundas線東行きに乗り、Sherbourne St.で下車。徒歩で北へ約5分。
今回初めてのストリート・カーに乗ってダウンタウンの東に移動。ストリート・カーは、街の中の主要道路をシンプルに縦、横に走っており、しかもブロックごとに停留所もあり、わかりやすく便利。

街歩きの味方ストリート・カー

16:40 第7地点 アラン・ガーデンで緑を堪能

ストリート・カーを降り、シェルボーン・ストリートを北上、途中にあるアラン・ガーデンを散策。街の中にこうして緑あふれる公園が点在しているのも、トロントのいいところです。

アラン・ガーデンの芝生広場

大きな温室もあります(入場無料!)

Getting Around

徒歩10分、Wellesley St.へ

17:00 第8地点 キャベッジタウンでジャーク・チキンにガブリ!

すでに5店をハシゴしてきた私たちですが、まだまだミッションは続きます。ひたすら歩き、キャベッジタウンの何気ない住宅街にポツンとある小さなお店「ミスター・ジャーク」へ。ここはジャマイカ料理ジャーク・チキンの専門店。スパイスが香るジャーク・チキンは、今トロント名物となりつつある人気料理。真っ黒で見た目は地味ですが、味は一級品。カリッと焼きあげた皮といい、中までスパイスがしみ込んだジューシーな肉といい、病みつきになるおいしさです。激辛フリークのバンちゃん「辛くないのにスパイシー!」とビックリ。

和食にはない味わいです

キャベッジタウンの古い町並み

Getting Around

徒歩でBloor St.ヘ(10分)。Sherbourne 駅から地下鉄Bloor線の西行きに乗って、Christie駅で下車。1日動き回ったので地下鉄の乗り降りも実に様になってきました。

コレが地下鉄駅の目印

18:10 第9地点 コリアタウンで石焼ビビンバ&小皿いろいろ!

地下鉄クリスティー駅周辺に広がるのがコリアタウン。ここの人気店「パルド・ガンサン」へ。焼肉の香ばしい香りが漂い、若い人でにぎわうお店です。お目当ては石焼ビビンバですが、ここもテーブル席のため、3人で1品というのも気が引けてコムタンスープも合わせてオーダー。1日食べ続けた私たちですが、2品なら無理せずおいしくいただけると思ったのです。ところが、気が付くとテーブルにはオーダーしたほかにナムルやキムチなど、おびただしい数の小皿料理が。「おお、これぞ韓国料理の醍醐味」とタクちゃん絶叫。うれしいけど大変!
もちろん、出されたものは残せない大和魂の3人。スープについてきたごはんまで、すべてを完食。みんなズボンのボタンもはちきれんばかりの状態となったのでした。

アジアの香りが食欲をそそります!

ハングル文字があふれるコリアタウン

まとめ

さて、この時点で夜7時を過ぎ、胃袋メーターも予想以上にオーバーリミット状態。これ以上頑張っても食料を無駄にするだけ、という判断でチャレンジはここで終了に。結局約11時間でトロント中を歩き回り7つのお店で7か国の料理を制覇、ついでにしっかりと観光も楽しみました。

うーむ、まゆみ丼、大満足です。トロントは初めてのタクちゃん&バンちゃんも、食べ歩きを通してトロントの魅力を実感できた様子。「いろいろな国の食べ物だけでなく、その雰囲気まで一緒に味わえて、すごく面白かった。エリアが変わると、コトバも看板もガラッと変わって、別の国が現れるのが不思議。まさにここはリトル・ワールドだね」とその多民族都市ぶりに感動しきり。

さて、「おいしいオンタリオ」の情報と地図ですが、手前味噌ながら使い勝手は抜群といえます。特に「トロントの観光&グルメマップ」をプリントアウトしていただき、現地ではこれを片手に歩いていただくと、地下鉄やストリート・カーの乗り降りもわかりやすく、よりスムースに楽しめます。
みなさんもぜひこれを持って「トロントで世界の味めぐり!」に挑戦してみてください!

3人はトロントをこんな風に食べ歩きました