Ontario Style Special Contents Vol.70 路線充実でますます便利に!パークバスで、大自然地帯へエコトラベル!

オンタリオの自然地帯に公共交通機関を使って訪れたい―そんなシンプルな発想からスタートしたのがパークバスです。2010年、トロント-アルゴンキン州立公園間での実験的な運行以来、マイカーを使わず、排気ガスや騒音を抑えた環境にやさしい旅の手段として注目されてきました。オンタリオの州立公園などとも手を組み、年々路線は増加。今年の夏はトロント発13エリア、オタワ発1エリアの自然地帯にアクセスが可能に!日帰り路線もできて、より気軽に自然体験が楽しめるようになりました。
運行は不定期ですが、ウエブサイトでスケジュールを確認しながら事前予約が可能。またいくつかの目的地ではキャンプサイトなど数か所かに停車するのでとても便利です。パークバスとガイド付きのアウトドアツアーがセットになったパッケージも充実。宿泊はキャンプ場、あるいは大自然の中に点在するロッジへ。この夏、パークバスを使って便利にエコ旅してみませんか?

キャンプ道具なども積み込みOK 創始者のボリス・イッサエブさん(右)とアレックス・バーリャンドさん

Toronto⇔Algonquin Park アルゴンキン州立公園

1893年にオンタリオ州で最初に設立された州立公園です。東京都の3倍以上の広さの園内には無数の水路が巡り、世界有数のカヌースポットとしても知られています。ハイキングやサイクリングなども盛ん。キャンプサイトは、設備が整った快適な施設から大自然の中のバックカントリー・キャンプサイトまでかなり充実しています。またラクジュアリーな隠れ家的ロッジでの滞在も人気です。

パークバス スケジュール

トロントからは、5〜10月の月・金・日曜を中心に23往復運行。所要時間は約3時間30分。公園内・周辺のバスストップも、アウトドアショップやキャンプサイトのある湖など7カ所もあり、大変便利です。
またオタワからも7〜9月に2往復運行しています。所要時間は約3時間。

トロント-アルゴンキン州立公園:運行日 バスストップ&時刻表

オタワ-アルゴンキン州立公園:運行日 バスストップ&時刻表

※バスストップ名をクリックすると地図も見られます。

Toronto⇔Grundy Lake⇔French River⇔Killarney グランディ・レイク州立公園

トロントの北、パークバスで約3時間半のところにある小さな州立公園。カヌー、ハイキングが人気。美しい砂浜をもつ湖もあり、ファミリーキャンピングなどにおすすめ。

フレンチ・リバー州立公園

全長105kmのフレンチ・リバー沿いから、ジョージョアン・ベイ湖畔にかけて伸びる州立公園。カヌーが移動手段だった時代、先住民や毛皮取引商人たちにとって重要な交通ルートとなっていた歴史的な川です。荒々しい景観の中、カヌーやハイキングが人気。

※設備の整ったキャンプ場はありません。

キラーニー州立公園

ジョージアン・ベイ北岸にある絶景の自然地帯で、オンタリオ州内でも人気の高い州立公園のひとつ。グループ・オブ・セブンをはじめ、多くの芸術家たちがその風景を描いてきました。自然がそのままに残されており、本格的なアウトドア体験が楽しめます。

パークバス スケジュール

8〜10月に5往復運行。所要時間は、トロントからグランディ・レイクへ約4時間40分、フレンチ・リバーへ約4時間50分、キラーニーへは約6時間。

※画面から各路線名をクリックすると各地のバスストップ&時刻表が見られます。バスストップ名クリックで地図も見られます。

Toronto⇔Bruce Peninsula ブルース半島

ヒューロン湖に突き出すように伸びているのがブルース半島。南国の海のように青いジョージアン・ベイや、奇岩で縁取られた海岸線など、印象的な湖の風景に出会える場所。ブルース・ペニンシュラ国立公園をはじめ、ファトム・ファイブ国立海洋公園など、見所も豊富です。湖での水遊びやキャンプが楽しめ、ファミリーにおすすめ。ナイアガラ・エスカープメントといわれる断層の上を歩く長大なブルース・トレイルのハイキングも人気。

パークバス スケジュール

6〜9月に11往復運行。半島南部のワイアートン(スピリット・ロック保護地域)、湖岸のキャンプ場が人気のライオンズ・ヘッド、ビーチが美しいブルース・ペニンシュラ国立公園、そして半島先端の港町トバモリーなど、5か所にバスストップがあり、目的地を広い範囲から選べます。トロントから最終地点のトバモリーまでの所要時間は、約4時間。トバモリーからは、フェリーに乗って伝説の島マニトゥーリンに渡ることもできます。

※バスストップ名をクリックすると地図も見られます。

Toronto⇔Honey Harbour⇔Six Mile Lake ハニー・ハーバー(ジョージアン・ベイ・アイランズ国立公園)

ヒューロン湖東、ジョージアン・ベイ・アイランズ国立公園は、大小3万もの島々があるといわれる世界最大の淡水群島。パークバス停留所のあるハニー・ハーバーからは、エリア内最大のボーソレイル島へのシャトルフェリー「デイ・トリッパー」号(要予約)でアクセスできます。島では、ハイキング、マウンテンバイク、SUP(スタンドアップ・パドルボード)などのアクティビティが楽しめ、キャンプ場も充実しています。

シックス・マイル・レイク州立公園

入り組んだ湖に面した自然地帯で、キャンプに最適。カヌー、カヤックはもちろん、ペダルボートのレンタルや、スイミングに最適なサンドビーチもあり、子供連れのファミリーに人気。ハイキングコースは3ルート。フィッシングも楽しめます。

パークバス スケジュール

8〜10月に5往復。所要時間は、トロントからシックス・マイル・レイクへ約3時間45分、そこからハニー・ハーバーへは約15分。

※画面から各路線名をクリックすると各地のバスストップ&時刻表が見られます。バスストップ名クリックで地図も見られます。

Toronto⇔Rattlesnake Point⇔Rockwood⇔Elora(日帰りコース) ラトルスネイク・ポイント保護地域

雄大な平野部を見下ろす高台へのハイキングや、切り立った岩場でのロッククライミングなどで有名な場所。高台のビューポイントは、プロポーズ・スポットとしても知られ、ここで結婚するカップルも多いのだとか。

ロックウッド保護地域

グランド・リバー流域の変化に富んだ地形が魅力のエリア。石灰岩の切り立った崖や、巨大な洞窟など、かつて氷河によって形成されたユニークな景観が楽しめます。おすすめアクティビティは、川に沿ってのハイキングやカヌー、カヤック、フィッシングなど。

エローラ・ゴージ保護地域

グランド・リバーが作り上げた深さ22mの絶景渓谷。大きな浮き輪に乗って川を下る「チュービング」が大人気です。激流あり、緩やかな流れありと、変化する川面を全身で体験。下から眺める渓谷の景観も見事です。すぐ近くには、19世紀の街並みが残るエローラがあり、また周辺には自給自足の生活を送るメノナイトの農場地帯が広がっています。

パークバス スケジュール

8〜9月に4往復運行。所要時間は、トロントからラトルスネイク・ポイントへ1時間、ロックウッドへ約2時間、エローラへは約2時間30分

※画面から各路線名をクリックすると各地のバスストップ&時刻表が見られます。バスストップ名クリックで地図も見られます。

Toronto⇔Heart Lake⇔Albion Hills⇔Glen Haffy(日帰りコース) ハート・レイク保護地域

緑の森に囲まれた湖を中心に、ハイキングやフィッシング、スイミング、カヌーなどが楽しめます。森の上をスライドする10本のジップラインをはじめ、長いつり橋を渡るツリートップウォーク、綱渡り、ターザン風のスイングなど75アイテムが揃ったアトラクション「エアリアル・ゲーム」も人気!

アルビオン・ヒルズ保護地域

トロントっ子の気軽な遊び場として人気のある場所。湖を望む大きなプールゾーン「レイクビュー・スプラッシュ」が大人気。この他、ダウンヒルやラフな地形なども含め、全長40kmものマウンテンバイク・トレイルにも挑戦できます。

グレン・ハッフィ保護地域

オンタリオ州南部に伸びる断層ナイアガラ・エスカープメントの、小高い丘の上に広がる自然地帯。トロント近郊とは思えない深い緑が広がっており、高低差のある地形を楽しむハイキングなどがおすすめ。またフィッシング・ファンなら、静かな湖でレインボー・トラウトを狙ってみて!

パークバス スケジュール

8〜10月に4往復運行。所要時間は、トロントからハート・レイクへ約1時間、アルビオン・ヒルズへ約1時間30分、グレン・ハッフィへは約2時間45分

※画面から各路線名をクリックすると各地のバスストップ&時刻表が見られます。バスストップ名クリックで地図も見られます。